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Googleマップの診療時間。
休診・予約リンクを
揃える5つの確認

診療時間・臨時休診・予約リンクの3つの信号を同期するドット絵エイリアン

医療機関をGoogle検索やGoogleマップで調べる人は、所在地だけでなく、『今日は診療しているか』『昼休みはあるか』『予約はどこからできるか』を来院前に確認します。ところが、院内の掲示やWebサイトを直しても、Googleビジネスプロフィールの通常時間、特別営業時間、予約リンクが古いままなら、入口ごとに異なる案内が表示されます。

Googleは、ビジネスプロフィールに現実の事業を正確に反映し、通常の顧客対応時間を登録するよう求めています。祝日や一時的な変更には特別営業時間、7日以上または期間未定の休業には『臨時休業』を使う案内もあります。予約などのビジネスリンクは、施設ごとの専用ページへつなぎ、そのページで目的の操作を完了できることが必要です。

この記事では、2026年9月10日時点のGoogleビジネスプロフィール公式ヘルプ、厚生労働省の医療広告等ガイドライン、個人情報保護委員会・厚生労働省の医療・介護分野ガイダンスをもとに、医療機関の診療時間と予約導線を5つの確認に整理します。設定できる項目は国・地域、カテゴリ、プロフィールの状態で異なる場合があります。検索順位、予約数、来院数の増加を保証するものではありません。

前提:Google上の情報も『来院前の案内』として管理する

Google公式ヘルプは、完全で正確な情報を持つビジネスはローカル検索結果に表示されやすいと説明する一方、より良い順位を依頼したり購入したりする方法はなく、ローカル結果は主に関連性、距離、知名度に基づくとしています。したがって、時間やリンクの更新を順位操作のテクニックとしてではなく、利用者が来院可否と次の行動を判断できる状態を保つ業務として設計します。

医療機関名、住所、電話、診療時間、休診、予約先を一つの原本で管理し、Webサイト、Googleビジネスプロフィール、院内掲示、電話案内の担当と反映期限を決めます。媒体ごとの画面だけを見て直すのではなく、変更元と承認者を先に定めることが重要です。

診療時間・臨時休診・予約を揃える5つの確認

1.通常時間には、利用者が来院できる時間を登録する

Googleのガイドラインは、通常の顧客対応時間を登録するよう案内しています。医師やスタッフが院内にいる時間、電話だけを受ける時間、事務作業の時間を、そのまま来院可能な診療時間として扱わないようにします。受付終了が診療終了より早い場合は、Webサイト側でその違いを明確にし、プロフィールの時間表現と矛盾しないか確認します。

昼休みなど同じ日に営業時間が分かれる場合、Google公式ヘルプでは1日に2つの時間帯を登録する方法が示されています。午前と午後を一続きにせず、実際の休止時間を反映します。完全予約制など、通常時間を表示しない方がよい業態もGoogleのガイドラインに挙げられているため、医療機関の運用実態と管理画面で利用できる設定を照らして判断します。

2.祝日・臨時休診・長期休業を同じ欄で処理しない

祝日、研修、設備点検などで短期間だけ時間が変わる場合は、通常時間を書き換えず『特別営業時間』を使います。Googleは、一時的な時間変更または6日以内の連続休業に特別営業時間を使えると案内し、祝日が通常どおりでも確認済みの時間として設定することを推奨しています。

一方、7日以上連続して休業する場合、または再開時期が決まっていない場合は『臨時休業』を使う案内です。Webサイトのお知らせだけで終わらせず、Google上の状態、予約受付の可否、電話案内、再開日の更新担当まで一つの変更票に含めます。期間や日数はGoogle側の仕様変更があり得るため、設定時に公式ヘルプを再確認します。

3.診療科・サービス別の時間を通常時間へ混ぜない

検査、健診、予防接種、予約外来などが通常診療と異なる時間で行われる場合、全てを一つの通常時間に詰め込むと『その時間なら誰でも受診できる』という誤解につながります。Googleには特定サービス向けの『営業時間の詳細』がありますが、利用できる種類はカテゴリなどにより異なり、一般に通常時間の範囲内で設定するよう案内されています。

管理画面に適切な項目がないときは、無理に別カテゴリを追加したり、施設名へ診療内容を足したりせず、Webサイトの診療時間ページで対象、曜日、受付条件、予約要否を整理します。Googleのカテゴリは『その施設が何であるか』を少数かつ具体的に表すもので、キーワードや施設が持つ全サービスを列挙する欄ではありません。

4.予約リンクは、施設別の完了できるページへつなぐ

Googleのビジネスリンクポリシーは、リンク先をその施設専用のランディングページにし、予約など指定した行動を完了できるよう求めています。複数拠点を運営する場合は、法人トップや別拠点ではなく、選んだ施設の予約ページへつなぎます。SNS、メッセージリンク、アプリストア、短縮URLはビジネスリンクとして認められない例に挙げられています。

予約リンクが複数表示される場合は、Googleの管理画面で優先リンクを設定できることがあります。第三者の予約リンクが自動表示される場合もあるため、月次点検では自院が追加したリンクだけでなく、実際の検索・マップ画面を確認します。リンク先では、対象の診療・予約条件・施設名・問い合わせ先を一致させ、送信前に取得する情報と利用目的を確認できるようにします。予約フォームの個人情報設計は医療サイトの問い合わせフォームで集めすぎを防ぐ設計もご参照ください。

5.変更票と公開後確認を、院内と制作会社で共有する

更新漏れを防ぐには、『何が変わるか』だけでなく、対象日、通常時間へ戻す日、Webサイト、Google、予約システム、電話、院内掲示の反映状況を一覧にします。受付担当が変更を起票し、医療機関側の責任者が事実を承認し、制作・運用担当が各媒体へ反映し、別担当が公開画面を確認する流れが実務的です。

Googleはリンクの適合性を自動または手動で継続確認し、クロールできないリンクを削除する場合があると説明しています。公開後は、リンクのHTTP応答、施設名、予約完了までの操作、スマートフォン表示を確認します。プロフィールの閲覧や行動データはGoogleビジネスプロフィールとGA4の効果測定を参考に、表示、クリック、予約を混同せず見ます。

月次と変更時に使える確認表

  • 施設名、住所、電話番号が現実の表示と一致している
  • 通常時間が来院可能な時間を表している
  • 午前・午後の間の休止時間を分けて登録した
  • 受付終了と診療終了の違いをWebサイトで説明した
  • 祝日・臨時休診を特別営業時間へ反映した
  • 7日以上または期間未定の休業で臨時休業の要否を確認した
  • 診療科・サービス別時間を通常時間と混同していない
  • 予約リンクが選択した施設専用のページへ到達する
  • 予約ページで目的の操作を完了できる
  • 第三者リンクを含む実際の検索・マップ表示を確認した
  • フォームの取得項目、利用目的、保存先、権限を確認した
  • 公開日、確認者、通常状態へ戻す担当を記録した

医療広告と個人情報で外せない確認

Googleビジネスプロフィールも、患者の受診を誘引する意図、医療機関の特定性、医療機関や医療内容との関係という要件を満たす内容は、医療広告に該当し得ます。厚生労働省の2026年3月30日最終改正ガイドラインに照らし、虚偽、比較優良、誇大な表現、治療効果の体験談などを載せないようにします。プロフィール名へ『地域No.1』『絶対に治る』などを足すことは、Googleの名称ルールだけでなく医療広告の観点でも避けるべきです。公開前の体制は医療機関のSNS公開前レビュー、口コミ対応はGoogle口コミ返信の確認手順もご確認ください。

予約フォームで症状や受診内容を取得する場合、病歴や診療情報は要配慮個人情報に該当し得ます。個人情報保護委員会・厚生労働省の医療・介護分野ガイダンスを参照し、必要な項目、利用目的、安全管理、委託先、保存期間、問い合わせ窓口を医療機関側で確認します。URLの計測用パラメータやアクセス解析へ、氏名、電話番号、症状などを入れないようにします。

よくある質問

祝日が通常どおりでも、特別営業時間の設定は必要ですか?

Googleは、祝日が通常時間と同じ場合でも時間を確認することを推奨しています。必ず表示が変わるとは限りませんが、祝日の案内が正確であることを利用者へ示すため、管理画面の提案日を確認し、必要に応じて設定します。

予約ページではなく、医院トップページを登録してもよいですか?

予約のビジネスリンクとしては、施設専用で、利用者が予約という指定行動を完了できるページが求められます。医院トップからさらに施設選択や検索が必要な場合は、対象施設の予約ページへ直接つなげられないか確認します。通常のウェブサイトURL欄と予約リンク欄の役割を分けます。

正確に更新すれば検索順位は上がりますか?

Googleは、完全で正確な情報がローカル検索への表示に役立つと説明していますが、順位上昇は保証していません。ローカル結果は主に関連性、距離、知名度に基づき、有料でより良い順位を得る方法はないと案内しています。まず来院前情報の正確性を目的に更新し、表示、クリック、予約を分けて測ります。

まとめ:時間と予約は、一つの変更票から同時に直す

医療機関のGoogleビジネスプロフィールでは、通常時間、短期の特別営業時間、長期の臨時休業、診療科・サービス別の時間、予約リンクを同じ欄で処理しないことが重要です。Webサイトだけ、Googleだけを直す運用ではなく、院内で承認した一つの変更票から各媒体へ反映し、検索・マップの実画面と予約完了までを公開後に確認します。正確な来院前情報を保つことを先に置き、その後に表示や行動を測ります。

自院のGoogleプロフィール更新フローを整理したい方へ

株式会社メディカルアトラクトでは、医療機関のWebサイト、Googleビジネスプロフィール、予約システム、院内の更新体制を確認し、『通常時の原本』『臨時変更の連絡票』『公開後の確認表』へ整理します。お問い合わせページから、対象施設数と現在困っている更新箇所をお聞かせください。初回の相談では、診療時間・臨時休診・予約リンクの不一致を洗い出し、医療機関側で承認する項目と制作・運用側が反映する項目を分けた更新フローをご提案できます。『自院の場合はどう設計すべきか相談したい』『Web・SNS・予約導線の企画、制作、運用をまとめて相談したい』という段階でもご相談いただけます。支援内容はサービスページ、制作や運用の例は制作実績ページ、個人情報の基本方針はプライバシーポリシーをご確認ください。

本記事は株式会社メディカルアトラクト編集部(医療マーケティング担当)が、Google、厚生労働省、個人情報保護委員会の公表資料を2026年9月10日に確認して作成しました。

参考にした一次情報

本記事は2026年9月10日時点の公表資料に基づき、一般的なGoogleビジネスプロフィールとWebサイトの運用方法を整理したものです。検索順位、表示、予約、来院、問い合わせの増加を保証するものではありません。個別の医療上・法律上の助言ではなく、法律専門家による正式な法律相談の代替ではありません。Googleの機能、名称、対象カテゴリ、審査、リンク表示は変更される場合があるため、設定時点の公式情報と管理画面をご確認ください。判断が難しい表現や裏付けを確認できない情報は掲載せず、所管自治体、個人情報保護委員会、サービス運営元または適切な専門家へご確認ください。本記事はGoogleその他の機関・企業との提携や推奨を示すものではありません。